パク・ヒョシン、10周年記念公演『ファントム』に復帰
[CBCニュース] 実力派ボーカリストのパク・ヒョシンが、9年ぶりにミュージカル『ファントム』の舞台にカムバックしました。6月1日、ソウル・世宗文化会館で行われた初日公演では、その力強い歌唱と感情豊かな演技が絶賛され、10周年記念公演の幕開けに華を添えました。
感情を吹き込んだファントム像に観客が感動
『ファントム』は、ガストン・ルルー原作の小説『オペラ座の怪人』から着想を得たミュージカル。パクは仮面の下に素顔を隠して生きる音楽の天才・ファントムを熱演。自身の豊かな声と繊細な演技で、これまでとは異なる深みを持つファントム像を作り上げました。彼は「この特別な10周年に参加できて本当に幸せです。多くを準備してきたので、舞台で全てを表現したい」と語っています。
ファンの反応も熱狂的
観客からは「彼こそがファントムだった」「9年前の感動が蘇った」といったコメントが相次ぎました。パクの即興演技や感情表現は物語全体をより深く引き立て、観客を完全に物語の世界に引き込みました。韓国ミュージカル界で彼が高く評価されている理由が改めて示されました。
韓国ミュージカル界におけるマイルストーン
『ファントム』は、オペラ、バレエ、ミュージカルの要素を融合させた独自のスタイルで高く評価され、2015年の韓国初演以降、チケット完売が相次ぐ人気作となりました。今回で5度目のシーズンを迎える本作は、「グランドフィナーレ版」として注目されています。そしてパク・ヒョシンの登場が、さらに大きな話題を集めています。
パク・ヒョシン出演は8月11日まで
パク・ヒョシンは8月11日まで、世宗文化会館にて『ファントム』に出演予定です。このカムバックは、単なる復帰ではありません。彼にとって新しいステージの始まりであり、『ファントム』という作品にとっても新章の幕開けとなるでしょう。彼の圧倒的な才能と情熱が再び舞台に輝きをもたらしています。