ロッテ・ジャイアンツ、5月のネットユーザーアワードで再び1位に!
5月の韓国プロ野球「ネットユーザーアワード」で、ロッテ・ジャイアンツが2,743票(35.8%)を獲得し、2か月連続で1位を達成しました。強豪のKIAタイガースなどの追随を退け、勢いとファンの熱狂的な支持が際立つ結果となりました。
4月の予想外の勝利に続き、今月の首位も決して偶然ではなく、ロッテはK-野球の新たな主役になりつつあります。ファンの声が如実に表れた今回の結果は、韓国プロ野球全体に変化の兆しをもたらしています。
KIA・サムスンも上位をキープ
2位はKIAタイガースで1,818票(23.8%)。3月まではトップを維持していましたが、今月はロッテに及ばず。それでも2桁の支持率をキープしており、根強いファン人気が伺えます。
3位はサムスン・ライオンズ(1,148票、15.0%)。常に安定した支持を持つ強豪球団として、しっかり上位に入りました。4位はハンファ・イーグルス(578票、7.6%)、5位はLGツインズ(420票、5.5%)と続いています。
中位以下も大接戦
6位から10位までは僅差での接戦となりました。6位の斗山ベアーズが290票(3.8%)、7位のSSGランダースが263票(3.4%)、8位のキウム・ヒーローズは219票(2.9%)を獲得。
その後、NCダイノスが146票(1.9%)で9位、KTウィズが28票(0.4%)で10位という結果になりました。
ただの人気投票ではない
「ネットユーザーアワード」はファンの声を集める場であると同時に、今のKBO(韓国プロ野球)全体の流れを映し出しています。ロッテの連続首位はその象徴であり、プロ野球界に新しい風が吹いていることを物語っています。
この流れは一時的ではなく、K-野球全体の再編に繋がる可能性も見えてきました。まさに「変化の兆し」と言えるでしょう。
ロッテ&ハンファ、今季の“逆襲”を牽引
注目すべきは、ネット投票の勢いだけにとどまらない点です。実際のKBO公式戦でも、ロッテ・ジャイアンツとハンファ・イーグルスは昨シーズン低迷していたにも関わらず、今季は躍進中。
両チームの逆襲劇は、ファンに鮮烈な印象を与え、リーグの競争構図を大きく塗り替えています。K-野球では「どんな強豪も安泰ではない」、「伏兵が勝機をつかむ」ことが証明されつつあります。
6月の投票とシーズン後半戦に向け、ファンの注目はますます高まっています。