水面下で続く戦略的な投票合戦
4月15日、ネットユーザーアワードは見た目以上に激しい展開を迎えている。各部門の表面上の得票数は安定しているように見えるが、実際には裏で大きな変動が起きている。
“サイレント投票”が熱い
今回注目されているのが“サイレント投票”の存在。中堅候補を中心に、静かにではあるが大きく票を伸ばす動きが見られる。一夜にして数千票を獲得したアーティストもおり、復帰したファンや初投票のユーザー、組織的なファングループの影響と推測される。
これまでのような単なる人気投票ではなく、時間を絞った集中投票など、ファンがまるで“戦術家”のように動いている点も注目ポイントだ。
グループ部門は一瞬で順位が変動
ベストグループ部門では、ForteNA と Forte di Quattro が接戦を繰り広げている。LiberaNte や La Poem も僅差で追走中。現在 5 位にランクしている Forestella も、状況が変われば一気に上位に浮上する可能性は十分だ。
4月15日時点の最新ランキング
- 男性ソロアーティスト: 1. ファン・ヨンウン、2. パク・ジヒョン、3. ソン・テジン
- 女性ソロアーティスト: 1. チョン・ソジュ、2. ビン・イェソ、3. マイ・ジン
- 年間アルバム賞: 1. ファン・ヨンウン「By Your Side」、2. チョン・ソジュ「Waiting Is Nothing」、3. パク・ジヒョン「OCEAN」
- グループ賞: 1. ForteNA、2. Forte di Quattro、3. LiberaNte
- ネオスター賞: 1. キム・ジフン(LiberaNte)、2. オースティン・キム(ForteNA)、3. ソン・ビナ
- 主演男優賞: 1. ピョン・ウソク、2. ロウン、3. イ・ジュンギ
- 主演女優賞: 1. チョン・スビン、2. キム・ヘユン、3. チョン・ソミン
- 映画賞: 1.『少女はブルドーザーに乗って』、2.『20世紀の少女』、3.『30日間』
- K-ドラマ賞: 1. tvN『ソンジェを背負って』、2. MBC『モーテル・カリフォルニア』、3. tvN『母の友達の息子』
- クラシックドラマ賞: 1. tvN『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』、2. JTBC『キング・ザ・ランド』、3. Coupang Play『愛の次に来るもの』
- グランドスター賞: 1. チョー・ヨンピル、2. キム・ワンスン、3. パク・ナムジョン
- グランド俳優賞: 1. チョン・ヨンジュ、2. チョ・ハンチョル、3. チェ・スジョン
- スポーツスター賞: 1. ホ・ウン、2. アン・セヨン、3. ソン・フンミン
- プロ野球チーム賞: 1. KIAタイガース、2. ロッテジャイアンツ、3. サムスンライオンズ
- 今年のセレブリティ: 1. Giant PengTV(ペンス)、2. パニボトル、3. DEX101
- 放送スター賞: 1. ソン・テジン、2. キアン84、3. イ・チャンウォン
- カルチャープログラム賞: 1. TV朝鮮『ミス・三郎』、2. MBN『燃えるバラ』、3. KBS2『二節一章』
- トップ企業賞: 1. サムスン電子、2. LG、3. 現代自動車
- 起業家賞: 1. イ・ジェヨン、2. チョン・ウィソン、3. 具光謨
- 年間ファンダム賞: 1. ファン・ヨンウン、2. チョン・ソジュ、3. パク・ジヒョン
- CMモデル賞: 1. ファン・ヨンウン、2. チョン・ソジュ、3. パク・ジヒョン
- ネットユーザー大賞: 1. ファン・ヨンウン、2. チョン・ソジュ、3. パク・ジヒョン
静かな戦い、でも緊張は高まる
投票は続いており、今後の展開は全く予測できない。ほんのわずかな票の動きが、全体の結果をひっくり返す可能性すらある。静かだが過酷な戦争、その勝負のカギは“戦略”にある。