[CBC News] 韓国の人気インディーバンド Jannabi(ジャナビ) が今春、全国の大学を巡り感動的なライブを披露した。檀国大学や成均館(ソンギュングァン)、延世(ヨンセ)大学、漢陽(ハニャン)大学をはじめ、10校以上のキャンパスで熱いステージを展開。多くの学生や卒業生の心を打った。
今回のライブセットリストはファンに人気の楽曲で構成され、それぞれの曲が青春、恋愛、自分探しといったテーマで観客の感情に深く訴えかけた。ギターの旋律と巧みな演出が融合し、ステージ全体を物語のように演出した。
特に印象的だったのは、ある公演で突然の雨と音響トラブルに見舞われた場面。しかし Jannabi はそれらを逆に活かし、雨さえもパフォーマンスの一部として取り込んだ。観客からは「天気が会場の雰囲気をより一層熱くした」「みんなで雨に濡れながら歌うなんて、まさに青春だった」といった声が上がり、オンラインでも称賛のコメントが相次いだ。
この大学キャンパスツアーは、4月にリリースされた4枚目のフルアルバム『Sound of Music pt.1』や、aespa の Karina とのコラボ曲「In the Name of Love!」に続く活動の一環。ライブ会場でのグッズ収益を全額寄付するなど、社会貢献にも力を入れている。
さらに、Jannabi は現代自動車とのコラボで特別楽曲『Beautiful Dream』も発表しており、全国ツアー『All the Boys and Girls 2025』を開催中。ツアーは6月14~15日に光州、6月28~29日に大邱でフィナーレを迎える予定だ。彼らの音楽は今後も、青春という感情を豊かに鳴らし続ける。